フォーカシングとはアメリカの哲学者であり臨床心理学者である、ユージン・ジェンドリン(1926年~)が
提唱したカウンセリングの技法です。
家庭、学校、職場、友人。私たちはいろいろな人と一緒に暮らしながら
生活しています。そこには喜び、悲しみ、怒り、落胆・・・
いろいろな感情・考えが交じり合い、私たちのこころに話しかけてきます。
私やあなたのこころは何を受け止め、考えているのでしょうか。
こころの声に耳を傾けていないと私たちのこころは重荷に耐えられなくなって
しまうことがあるのです。
フォーカシングではそのようなこころの声を受け止め、
こころの声と一緒にすごす、わかってあげることで
こころの負担を軽くする、開放することを目標としています。
あなたもこころの声を聞いてあげませんか?
普段は今の自分とは関係ない、まったく別の出来事と思っていることが
フォーカシングを行うと、
「あぁあのことと関係していたんだ!」とか
「あのときの思いが、今こんな形であらわれていたんだ!」
など気がつくことがあります。
自分のこころを思いやる、開放してあげる。
当ルームで体験してみませんか?
私は結構考えすぎる、悩む傾向が昔からありました。
この「悩む」はただ自分の考えをまとめる、思ったことを心配する
だけで、何の解決にもつながりませんでした。
ただ悩むだけですとだんだん気分が重くなります。
フォーカシングではまずこころの中を整理し、こころのスペースを空けることから
始まります。そしてそれぞれの感じを取り出し、眺めていくのです。
その声を聞き、わかってあげる。
そうすることでこころもからだも軽くなります(ダイエットではありませんよ)。
自分の頭の中だけではなく、からだから声を聞きだす。
そうすることで今までわからなかった自分のこころが理解でき、
先に進もうという気力が湧いてくるんです!
頭ではなく、からだの声。これがフォーカシングです。