夢を思い出せない人のために…

 

 

 

夢は現実の世界と無意識の世界をつないでいる世界です。

 

自分のこころの中にあるはずなのに、なかなか思うようにはできず、

 

思うようには理解できません。

 

夢は見ているはず、見たはずなのに、思い出そうとすると思い出せない。

 

朝にはあんなにはっきり覚えていたはずなのに…ということも

 

多いのではないでしょうか。

夢ノートを書こう!

夢はおぼろげです。

 

コーヒーから出る湯気のようにすぐに消えてしまいます。

 

消える前に、捕まえなければいけません…。

 

捕まえるための道具は”ノート”です。

 

朝起きたらすぐに夢の内容や夢の”感じ”を記録しましょう。

 

夢の”感じ”を記録することでフォーカシングを使い、夢全体を

 

思い出せるかもしれません。

 

また夢の断片を記録しておくことで、その断片から夢全体を

 

再生できることもあります。

書き方・注意点

まずは起きたらすぐ書くこと!

 

そのためにはすぐにかける場所においておかなくてはいけません。

 

枕元などが良いかと思います。

 

書く内容はその日によってまちまちになります。

 

記憶があいまいだったり、詳しく覚えていたり…。

 

ですので、普通のノートに日付などを記入して、その都度自由に

 

書いていくほうが無理がありません。

 

一度書き始めると手が止まらないくらい、思い出すこともあるんです!

 

結構人には言えない、家族だからこそ言えないような内容のこともありますので、

 

保管にはお気をつけて…

夢の感覚しか覚えていないときは…

起きたときに夢が「楽しかったような気がする…」とか、「日常的な感じだったような…」などの

淡い感覚しか残っていないときも多いです。

そのような時はそのような夢の残滓を深く味わってみることで夢を思い出せるときもあります。

その方法は、


 1、落ち着ける場所で軽く目を閉じましょう。

 2、おなかに意識を向けながら、呼吸にも意識を向けましょう。

 3、夢の淡い感覚に意識を向けます。このときは淡い感覚を頭では無く、

   おなかの辺りに感じてみましょう。

 4、夢とは関係の無い記憶や感覚が出てきたときは、否定せず、流します。

 5、いろいろな記憶や感覚の中に、夢の一場面が出てくることがあります。

   「これだ!」という記憶や感覚を感じたら、それをしっかりと感じて見ましょう。


フォーカシングのような感じになります。

コツとしては夢ではないような記憶、感覚も否定せずに、受け流すことです。

焦らずに、じっくりと感じてみましょう!


明晰夢とは

時々、夢の中で

「これは夢だ!」と気づくときがあります。

そして夢の中で自分の意思を表現することが可能になります。

これを「明晰夢(めいせきむ)」と言います。

 

自分で夢をコントロールできるという非常に面白い夢なのですが、

なかなかこの明晰夢を毎回見るというのは難しいようです。

 

この明晰夢を見るためには日々、夢に対して記録をとったりするなどして

夢の記憶を確かなものにしていく必要があるとも言われています。

 

夢は自分の無意識からのメッセージを伝えています。

その夢の中で無意識を表現している人から直接答えを

もらうことも可能だとか…。

 

「明晰夢をどうしても見てみたい!」という方は

まずは夢ノートをつける癖をつけ、夢の記憶を安定させることから

はじめてみましょう。

 

 

 

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