夢をフォーカシングでとらえるために、図で説明いたしますね。
・・・ただ、あまり図がないような気がしますが、気にせずに!
ご不明なところ、聞いてみたことなどございましたら是非お気軽にお問い合わせください!
夢。見ていないと思ってい人でも覚えていないだけということが多いようです。
すぐに忘れてしまうという方も多いと思います。
この辺も普通の記憶とは違う感じがしますよね。
本当に、泡のように消えていきますから。
夢辞典、象徴。
これらを完全に否定するものではありません。
象徴から意外な意味がわかって、解釈につながることもございます。
ただ、象徴だけでは個人的な意味合いまではわからない。ということです。
そこで個人の経験や意味を探すためにフォーカシングを行います。
夢を拡大解釈するよりも、さらに深いところにある知識・経験を引き出すものだと
考えてよいかと思います。そこには言葉にはまだできない”あいまいな感じ”が
含まれているのです。
まずはリラックスできる環境を整えましょう。
できれば他の人が入ってこられない場所・時間が良いかと思います。
「だれか来るかな!?ドキドキ!」としていると”あいまいな感じ”(フェルトセンス)は
逃げていってしまったり、出てきてくれないかもしれません。
そういうときにもカウンセリングルームをご利用いただければ、安全な空間を
ご提供することができますよ!
夢全体の感じ、ストーリー、登場人物などを思い出して見ましょう。
そして夢全体の感じに対して質問してみます。
「それは昨日の出来事と関係ありますか?」「どんな感じがしますか?」「事実に反するものは
ありましたか?」「子どものころの出来事と関係はありますか?」など。
その後夢の中を整理してみます。
ここで重要なのはまずは夢全体の感じやそれぞれの感じを掴むことです。
ここは普通のフォーカシング、フェルトセンスと一緒ですね。
夢で見た・感じたフェルトセンスがあるので少しやりやすいかもしれませんね。
ここでは一旦夢から外したピース(フェルトセンス)を新しい意味をつけて
はめなおします。
夢全体の意味がかわることもあるかもしれません。
そうなったらまた新しい夢全体の”感じ”を感じてください。
ここで美しい、成長の方向性が見える感じがしたらそこで終了していただいて結構です。
もし、否定的な意味、感じしかえられなかったら次の「バイアスコントロール」へ進みましょう。
”影”=ユングの言うシャドーですね。
自分が否定的にとらえている自分の一部分。
ただそれも含めて”あなた”なんです。
それを受け容れる。
受け容れたらそれを夢に戻してみて、夢の”感じ”を感じて見ましょう!
いかがでしょう。
なんとなくわかっていただけましたでしょうか?
”フォーカシング”は一人でも行うことができます。
ただ最初は難しいこともありますので、そのときは是非お近くの
カウンセリングルームへ!ではいかがでしょう?