今日9月26日は「核兵器の全面的廃絶の国際の日」です!
これは1983年に発生したソ連の将校であったスタニスラフ・ペトロフによる
核戦争回避事件を発端として2013年の今日に開催された
国連総会により制定されました。
1983年の事件とはスタニスラフ・ペトロフが当時ソ連の標準的な軍服務規程を逸脱して、
監視衛星が発したミサイル攻撃警報を自ら誤警報と断定した事件です。
規定に逸脱はしましたが、誤警報だったことは事実であり、
もし規定通りに対応していたら核戦争が起こっていたのです。
同じような誤警報による核戦争を起こさせないために国連総会が開かれ、
核兵器の全面的廃絶をどうしたら進めることができるのかが議論されました。
すぐには解決できないそれぞれの国の事情もあり、今も継続して対応を求めていたり、
議論が続いていたりしています。
廃絶と言っても今の人間の知識・力では兵器としてだけではなく、核という物質の脅威を
完全に無くすことはできそうもありませんけど…。