今日6月4日は紀元前781年に「中国で史上最古の日食の記録が残っている日」 です! 日食と言えば先日の金冠日食ではその自然現象の美しさに、 多くの人が魅了された事で記憶に新しいですね。 現代ではあらかじめ日食の起こる日を正確に把握でき、 太陽の観測などに役立てることもできますが、まだ正確な観測技術を持たなかっ た 昔の人たちには大きな脅威として見られていたのです。 日本でも1183年に源氏と平氏が戦った際、平氏は公家として暦を作成してい たことから あらかじめ日食を把握していましたが、源氏には当時そのような情報が無く、 兵が混乱し、平氏が勝利を収めたという話もあります。 ちなみに史上最古の記録が残っている中国でも日食など天体の動きを把握するこ とは 政治の命運も握っており、その観測には非常に力を入れていたそうです。 そのような大切な仕事を酒ばかり飲んでいて、怠った人が処刑されたという 話まで残っているそうですよ!