今日6月3日は「雲仙普賢岳祈りの日」です。 これは1991年6月3日に雲仙普賢岳が噴火し、大火砕流が発生、 43名もの方々が犠牲となったことを追悼するため、 1998年より長崎県島原市で市民に黙祷を呼びかけている日です。 多くの犠牲を出した火砕流ですが、火砕流に含まれる成分によって 温度や速度も違うそうです。雲仙普賢岳の火砕流は 固体成分が少なく、主にガスで作られている「火砕サージ」と言われる ものだったそうです。「火砕サージ」ではその軽さから海面上にも 流れることがあるそうです。速度も成分、状況によっては時速100Kmを 越えることもあるそうです。 日本は地震大国であり、火山大国でもあります。 温泉や美しい地形などはそれらの自然からの贈り物でもありますが、 時によって人に牙を向くこともあるのです。 普段から地形や過去の歴史などにも注意し、いざと言うときに 備えておくことが大切ですね。