今日2月24日は「グレゴリオ暦が発布された日」。
これは1582年にローマ教皇グレゴリオ13世が
うるう年の計算の誤差のせいで暦上の春分点と
実際の春分点とのズレが顕著になってしまい、
宗教上の行事の日付が正しく計算できない問題を解決するため、
「100で割り切れて、かつ400で割り切れない年はうるう年としない」
ことを定め、それまでのユリウス暦からグレゴリオ暦へと変更すること
を決めました。宗教上の問題が発端だったんですね。
その理由のため、別の宗教を信じる国などではなかなか
導入が進まなかったそうです。現在でもユリウス暦をそのまま使用したり、
別の解釈から違う暦を導入しているところもあるそうです。
ちなみに日本ではこのグレゴリオ暦が導入されるのは明治になってから。
1872年(明治5年)の年末にグレゴリオ暦に変更されました。
その裏側では月給制に移行した官吏への報酬支払いを抑えたかった
国のお財布事情もあったとか…。