今日11月13日は「うるしの日」です。
これは平安時代に文徳天皇の第一子である惟喬親王がうるしの製法などを
虚空蔵菩薩から伝授されたという伝記から、その満願の日である
11月13日を「うるしの日」として制定しました。
実際には日本ではうるしを縄文時代から土器の接着や塗装に使われていたようですが、
このように神様や菩薩様からの贈り物と言う捕らえ方は何か日本的な
美しさを感じませんか。
今なら「特許だ!」とか言われそうですよね。
ちなみにここで出てきた虚空蔵菩薩様は知識や記憶を授けてくれると言われており、
弘法大師空海は虚空蔵求聞持法という呪文を唱え、知識などを得たとも言われています。
もちろん簡単に修行できるわけではなく、呪文を100万回唱えるなど気が遠くなるような
長い時間をかけて行われるもの。やっぱり勉強などには近道は無いんですね…。