今日10月12日はブラジルで信仰されている「聖母アパレシーダの日」です。
この聖母は褐色の聖母という異名を持ち、熱心に祈りを捧げれば、
どんな願いでもかなえてくれるそうですが、少しでも疑念を持ったり、
無礼を働いてしまうと厳しい罰を与えてくるそうです。
「聖母」と言われていますが、その地域の女神的な存在だったのでしょうね。
地母神として信仰されていたものと思われます。
1930年にカトリック教会よりブラジルの守護聖人として認められ、
ブラジル国民の休日となったようです。またブラジルではこの日は
「こどもの日」としても制定されています。
一神教であるキリスト教ではこのように各地の信仰を取り入れ、拡大してきた歴史があります。
信仰を広める上で地域の信仰を取り入れていったほうが
受け入れが早かったのでしょうね。ただ古い時代では良いほうに
取り入れず、排除する対象として悪魔にしてしまうこともあったようですが…。
ちなみに日本の守護聖人、知っていますか?
有名な「フランシスコ・ザビエル」さんです!
だめですよ、教科書とかの肖像画に落書きしちゃ。