今日9月28日は「プライバシーデー」です。
これは日本で初のプライバシー件を認める判決が出た「宴の後裁判」に
由来するものです。
この「宴の後裁判」は三島由紀夫の「宴の後」という小説に対して、
自分のプライバシーを侵されたということで有田八郎が裁判を起こし、
9月28日に有田のプライバシーを認める判決が出たのでした。
三島由紀夫は日本初のプライバシーの権利を争った被告になりました。
三島由紀夫が亡くなった後、今度は別の方が書いた本を巡って、
三島由紀夫の相続人がプライバシーの侵害があったことを争い、勝つのですが…
今の世の中ではプライバシー権は守られるものですが、
簡単に失ってしまうものでもあります。まずは自衛手段をしっかりと
行っていきたいものですね。
ちなみに三島由紀夫はこの当時の方としてはマンガ本にも精通していたようです。
赤塚富士夫や水木しげるに対しての評価をしていたようです。
赤塚富士夫には自分と通じるものがあったと言っていたとの事。
今生きていたら麻生さんと面白い論戦ができそうですよね?